夏のkindle50%還元セールの中から管理人が「これは読んでおけ!!」というタイトル50作品をまとめました。
明日10日(木)に終わってしまうのですが、今、まとめました!!!
コミック
怪奇もしっかり怖いですがミスリーディングを誘ってくる話も多く、ミステリとしても至高。鳥可愛い。恋愛要素は主人公のおばあちゃん、おじいちゃんに全振りしています
百鬼夜行抄を読んだとはこちら…というと失礼になってしまうが大正ロマン、古道具屋、美貌の少年が手てくる怪異譚。こっちのほうが好きな人多いかも
玉石混合なホラーコミックの中では異常にクオリティ高いです。変な三角マンションやら宗教施設の跡やら色んな物件ホラーでてきます。ずっと読んでいるとほんとにこんな世界があるような…そんな気がしてきます
Twitterでも話題になった新時代ホラーコミック。主人公の明るいギャグ調と打って変わって、怪異の絵はまじこわです
人から聞いた話が一番怖い。
いまだに新刊がでるニートマンガの金字塔。本当に『太い親』ってたぶんこの主人公たちの両親のことだと思います。モラトリアム感がないのが好きです
キングオブエッセイコミック。と勝手に呼んでますが、町の片隅にある『なんでこのお店続いてんの?』という場所に果敢に突入するレポです。謎のハンバーガー屋、謎の占い屋、謎の青汁屋…と行く店をあげると面白そうでしょ?面白いです。後半は神社多くなりますが。
謎のあの店が気に入ったら上の2冊もどうぞ。人生の折り合いのつけ方。いやそんなかしこまらなくてもいいか。
イッテQみたいな番組スタッフがクラシックな怪異に出会います。全然怖くないですがムー的コラムが充実しているので見逃せません
表紙の主人公、女性と思いきや男性です。棋士たちのゆるくて熱い日常が描かれています。肌感としては『女の園の星』が近いでしょうか。ギャグ漫画ではないですが。
SFでギャグという非常に難しいことを、美麗な絵心で見事に実現させてます
マンガ好きで読んでない人はナマハゲに連れていかれます。諸星大二郎御大の、怪奇、幻想、ギャグが混然一体となって迫ってきます。必修項目!!
諸星大二郎御大にはこういう地味なタイトルから、とんでもなく上質な短編があるのでご注意を
一世を風靡したオカルトバトルマンガ。仏教だけでなくキリスト教ならなんやら混然一体となってます。
諸星御大はこういう短編集も面白いのでお見逃しなく。
なんとこれが宮沢賢治もの。はれるや!!!
根強いファンが多いTONO先生の代表作。この絵とキャラの可愛さは現代には失われつつある…気がします。ファンシーさ、とでもいおうか。現代はエモい?ばっかりで本当のファンシーさにかける。ここで補充しましょう
布団に入り、ああ、もう今日は何もする力がない…そんな時、おもむろに読み始めるのが乱太郎。毎回1巻から読むのでなかなか最終巻まで読み通せません。初期の良い意味でチラシの裏に書かれているような絵が特にすきです
結局バギで面白いのはトーナメント戦だろう?という身もふたもない真実を看破し、みごと人気漫画になったえらい奴。柳の下戦法で同じようなパターンをいくつもやってますが、それなりに続いているのでうまいなコミックゼノンという感想
富江のみならず伊藤潤二の傑作を胃もたれして腸がはちきれるほど詰め込めます。怖いは怖いですが、記憶にこびりつく怖さなので世の中で一番たちが悪いです
新潮文庫からもしれっと出しているつげ義春。人間だれしも一度はそのへんの石売って生活してぇなと思うよね
連載時のカラーページを収録した究極版。ひと昔前は北斗なんて必修科目だったと思うのですが、今はどうなんだろうか。スピンオフの多さが偉大さを物語っている…ような気がします
発情系グルメ漫画のはしり!かどうかはわかりませんが、さんざんネタっぽくこすられましたが11巻も続いているのは自力がある証拠。いっしょにハフりましょう
最新映画もでるし、いつ見ても冴羽かっこいいです。
しかし、まさか『一八先生』の錦ソクラがスピンオフ描くとはお釈迦様でもわかるまいて…
これほど丁度よい…と感じるギャグ漫画もあるまいて。わかりやすい設定からにじみ出る良質のコントのような滋味をどうぞ
この間12巻で完結してしまいました。ほんとこれは素晴らしいマンガなのでぜひ読んでください。最終巻でたタイミングで山下達郎問題とかぶったのでプリニウス「は」なんかかわいそうでした。う~ん、ヤマザキマリのイメージだとジャニーズについても言うのかな、と思ったのですが。飯のタネに関係することはなかなかね、だれしもね…
だれしもブラムを求めているが、その後メガストラクチャーものは全然でてこなく…。忘れたころにやってきた放浪もの。バチバチにSFしてますし、ラストの寂寥感はたまりません。色んなその後を想像されてくれる良作です
山賊ダイアリー以降、ネオ猟師マンガがちょっと流行りましたが(たぶん)、その中でもひときわ輝く猟師マンガ。ただ女性が猟師しててめずらしい~ではなく、猟師間のセクハラ、違法猟についても鋭く食い込んでいます。あと主人公に狂気はらんでいるのがミソ。堪能してください
平安時代のシャーロックもの。と聞けば面白さは確定でしょう。歴史のことしらない自分でもたいそう引き込まれました。当然『陰陽師』を思い出すと思うのですが、こちらは超自然の怪異なし。その代わり政治の陰謀豊富です
この世で一番かっこいいコマ割りをする久正人さんの大傑作。異形が集まる街で探偵を営む人間の女、相棒は河童。もうよみたくなったでしょ。妖怪、怪物、宇宙人から神々まででてくるよ
なぜかわからねど『団地ともお』の匂いがするプロレスマンガ。2巻で終わっちゃったけど、もっと読みたかったな
山登ってみたいけど、登れないあなたに読んでほしい山マンガ。地上?でもできそうな美味しい料理いっぱいでてきます。
今ではすっかりお小遣いマンガ家となった吉本浩二 が描く3.11の記録。記憶は薄れていく中でも、何度でも読み返したい。
こうの史世の日常サイドの傑作。老いらくの恋あり。安易にNHKあたりがドラマ化しそうだったけど、いまだそんな動き無くて安心です
精神医学の先駆者でもある実在した医師、ヨーハン・ヴァイヤーを描いたコミック。恐怖がはびこれば村が滅びる、そういう時代のお話。
酒がのめる、酒がのめる、酒がのめるぞ~。下戸でも楽しい酒マンガ。俺も酒がのめればこういう酒を飲む店巡りしたかった。来世に期待しながら読んでます
中学生のゆずぴ達の解像度がすごかった。新しくスーパーが始まっていますが、やっぱり平成のあの時代に書かれた無印が一番いいでしょう
今や貴重となったSFドタバタコメディの良作。3巻完結ですが質はめちゃ高です。こういうのもっと読みたい
テレ東で深夜ドラマ化してほしい。ネトフリでもいいです。このテンションたまらんですよ。部長×電柱とかもう最高。コミケ前に読もうぜ!!
小説
本をめぐるジャパニーズマジックリアリズムの傑作。最近短編集『禍』が出て話題になりましたね。
数年前に突然人気になった筒井康隆の名著。内容はぜんぜんやさしくなくマジックリアリズムな内容。マジックリアリズム好きです。
星新一の神髄は初期2冊の短編集につまってます。「おーい、でてこい」「処刑」「殉教」は読んでおきましょう
村上春樹作品で1作えらぶならこれ。もっともキレキレ時に書かれたんじゃないでしょうか。高校の時に読んだので今でも鮮明な記憶で残ってます。井戸。
NHKのドラマ、たまりませんでしたね。あれ以降こんな面白いジュブナイルドラマは作られていないような。原作もばっちり面白いです
日本SFの至高。その後のシリーズにも連なる原点がここに。光文社からこんな骨太いSFがでて当時驚きました
やれやれ、明日10日終了なのにやっとおススメまとめられました。