2月に発売される小説、文芸の本のおススメをピックアップしました。
早川文庫、創元文庫、河出文庫、ちくま文庫を中心にまとめています。
再生 角川ホラー文庫ベストセレクションはマストバイ案件!他、悪魔が憐れむ歌: 暗黒映画入門 なんかも気になりますね
目次
3日発売
混血のボビーは、黒人のアイデンティティーを隠し、白人としてやり過ごしてきた。しかし、出所したばかりの白人の親友が起こした黒人青年へのヘイトクライムに、不本意に関わってしまったことをきっかけにー
8日発売
宿縁に導かれた八人の犬士が悪や妖異と戦いを繰り広げる雄渾豪壮な『南総里見八犬伝』の「虚の世界」。作者・馬琴の「実の世界」。鬼才・山田風太郎が二つの世界を交錯させながら描く、驚嘆の伝奇ロマン!
10日発売
物的証拠から過去の行為を復元する考古学は時に歴史的通説をも覆す。犯罪捜査さながらにスリリングな学問の魅力を味わう最高の入門書
「翻訳をする」とは一体どういう事だろう? 引く手数多の翻訳家とその母校の生徒達によるとっておきの超・入門書。スタートを切りたい全ての人へ
1960年代末、白土三平、つげ義春、佐々木マキ、林静一らが活躍した雑誌「ガロ」。活気ある現場や人々の姿を描く貴重な記録。巻末対談・つげ正助
カネ、カネ、カネの世の中で、ムダで結構。無用で上等。爆笑しながら解放される痛快社会エッセイ。文庫化にあたり50頁分増補
中世後期は商業的統合と市場拡大が進展した時代と言われる。厳密な歴史分析とゲーム理論を駆使して、政体や経済の動態的変化に迫った画期的名著
〈重力〉をめぐる関係性の転換こそが、普遍必然的で自己完結した自然認識としての力学を形成した。上巻は、ケプラーからオイラーまでを収録
西欧でどのように動物や植物の観察が生まれ、生物学の基礎となったか。分類体系の変遷、啓蒙主義との親和性等、近代自然誌を辿る名著
物的証拠から過去の行為を復元する考古学は時に歴史的通説をも覆す。犯罪捜査さながらにスリリングな学問の魅力を味わう最高の入門書
12日発売
過剰共感能力を持つ者の体質を活かし、依頼人の記憶を第三者にもわかるように再構築する“記憶翻訳”技術を開発した企業〈九龍〉。そこで記憶翻訳者として働く珊瑚は、ある仮想空間コンテンツ内に自分宛のメッセージを発見する
戦後ロンドン。スパイ活動のスキルを持つアイリスと、人を見抜く優れた目を持つ上流階級出身のグウェンが設立した結婚相談所の会員が殺されて……。爽快な新シリーズ始動
17日発売
リスベット・サランデルは姿を消していた。だが、ミカエルには彼女を再び探す理由が……。世界を揺るがせた六部作、ここに終幕!
2280年、地球では人類の巨大ロボと異生物の戦いが繰り広げられていた――Facebook社も注目する、話題のVRゲームをノベライズ!
過疎の村で全裸の少女たちに遭遇した統計分析 官の【数宝数成/すうほうかずなり】は、訳が分からぬうちに国家を揺 るがすサイバー犯罪者に仕立て上げられ……
蒸気機関と錬金術の産業革命で近代化を果たした、19世紀英国。売れない小説家の「私」は〈幻燈種〉ポーシャとアヴァロンへ旅立つ
20日発売
爬虫類学者の父と、本屋を営んだ母。かつて暮らした家には蛇が住み着いていた。幽霊、粘菌、オオカミ、ハリケーン……自然との境界で浮かびあがる人間の意味を物語性豊かに描く11の短篇
22日発売
24日発売
25日発売
1993年4月の創刊以来、わが国のホラー・エンターテインメントとともに歩んできた無二の文庫レーベル、角川ホラー文庫。その膨大な遺産の中から、時代を超えて読み継がれる名作を厳選収録したベストセレクションが登場